TWO-KANJI WORD
「試斬」
シザン
01
COMPOSITION
構成する漢字
02
READING
読み方
読みの候補
シザン
各漢字の音読みを機械的に組み合わせた候補です。実在する語の正式な読みを保証するものではありません。03
MEANING & USAGE
意味と使い方
試し斬り(ためしぎり)とは、刀剣を用いて巻藁、畳表、青竹等の物体を切り抜くこと。試斬(しざん)、据物斬り(すえものぎり)とも呼ばれる。江戸時代には様斬(ためしぎり)とも書かれた。
日本刀は1本1本が手作りの鍛造品であり、名手とよばれる刀工の手によるものであっても品質や性格には違いがあり、実用に堪えるものか装飾的美麗さにとどまるものかは実際に試してみなければ分からない。江戸時代には、山田浅右衛門が罪人の遺体を用いて刀剣の切れ味を試した。幕末期には日本刀の切れ味や耐久性を文字通り試験する目的で鉄板や鍔(つば)、鹿角、兜などの物体で試した記録がある(堅物試し)。罪人を使用した試し斬りは誰もが行えるものではなく、幕府の許可のもとに限られていた。浅右衛門は将軍や大名の刀剣を試す「御様御用(おためしごよう)」の役を務め、その職務としてこれを行っていた。
純粋に刀の切れ味を確かめる性能検査としての技術は試刀術と呼ばれ、敵を想定しないため、地を踏み締め、背に刀が触れるほど大きく振りかぶり、斬り込む。
これに対し、真剣道・抜刀道・居合道における試し斬りは、対敵を想定した稽古として行われるため、動作に隙を生じさせぬように斬り込むことが求められる。試し斬りの材料としては、藁や畳表、女竹などが適しているとされる。
また、試し斬りにおいては刀の取り扱いにも十分な注意が求められ、単に切断の結果のみを重んじるのではなく、所作や構えに品格を備えた試し斬りが重視される。
演武として公開で行われることもある。
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